5月7日早朝、半導体大手のAMD(Advanced Micro Devices)が2025年度第1四半期の決算報告を発表しました。その内容は、市場の期待を大きく上回る素晴らしいものでした!

第1四半期の主要な業績をチェック!

今回の報告によると、AMDの第1四半期の売上高はなんと74億3,800万ドル。これは、前年同期の54億7,300万ドルから36%増という驚異的な成長です。前四半期からはわずかに減少したものの、その勢いは衰えていません。

さらに驚くべきは利益面です。純利益は7億900万ドルとなり、前年同期のわずか1億2,300万ドルから**476%**という驚異的な増加を達成!前四半期と比較しても47%増と、大幅な利益成長を見せました。

調整後の純利益も15億6,600万ドルと、前年同期比で55%増。調整後の1株当たり利益も0.96ドルとなり、アナリストの事前予想を上回る好成績を叩き出しました。

これらの素晴らしい数字を受け、決算発表後、AMDの株価は時間外取引で一時1%以上も上昇しました。市場もこの好調な決算を高く評価していることが伺えます。

部門別の業績も好調!特にデータセンターとクライアント部門が牽引

今回の決算では、各事業部門の成長も目覚ましいものでした。

  • データセンター部門: AMD EPYC CPUとAMD Instinct GPUの売上が大きく伸び、売上高は前年同期比57%増の36億7,400万ドルを達成。
  • クライアント部門: 最新の「Zen 5」AMD Ryzenプロセッサへの強い需要が牽引し、売上高は前年同期比68%増の22億9,400万ドルと大幅な成長を遂げました。
  • ゲーム部門: セミカスタム事業の収益減少により売上高は前年同期比で減少したものの、前四半期からは増加しました。
  • 組み込み製品部門: 一部の市場で需要の変動があり、売上高は前年同期比でわずかに減少しました。

全体として、データセンターとクライアント部門がAMDの成長を大きく牽引する形となりました。

第2四半期の見通しも強気!アナリスト予想を上回る収益を見込む

AMDは、2025年度第2四半期の売上高について、74億ドル前後(±3億ドル)との見通しを発表しました。これもまた、アナリストの平均予想を上回る数字であり、AMDの自信の表れと言えるでしょう。

ただし、新たな輸出規制による在庫評価費用の影響で、粗利益率については一時的な変動が見込まれています。しかし、この一時的な要因を除けば、依然として高い粗利益率を維持できる見込みです。

まとめ:AMDの勢いは止まらない!今後の成長にも期待

今回のAMDの第1四半期決算は、目覚ましい増収増益という素晴らしい結果となりました。特にデータセンターとクライアント部門の力強い成長は、今後のAMDのさらなる発展を予感させます。市場の反応も好意的であり、時間外取引での株価上昇はその証拠と言えるでしょう。

引き続き、AMDの今後の動向に注目していきたいと思います!

投稿者 nobodycareblog

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